英国銀行RBSグループの決済システム侵入して世界のATMから8億円
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英国銀行のコンピューターに不正侵入し、世界主要都市のATMから900万ドルを盗み出したという驚きのニュースが流れています。
『米司法省は11日、英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の米決済処理部門RBSワールドペイのコンピューターシステムに侵入 し、世界主要都市にある現金自動預払機(ATM)から900万ドル(約8億1000万円)を盗み出したとして、米ジョージア州アトランタの連邦大陪審がロ シアや東欧のハッカー8人を起訴したと発表した。 同省によると、ハッカーはコンピューターシステムに入り込み、データを盗用してATMカードを偽造。これを利用して日本や米国、イタリアなど少な くとも280都市の2100台に上るATMから現金を引き出した疑いがある。昨年11月初めに実行され、わずか12時間以内で行われたという。』
(情報:asahi.com)
もう少し詳しい話を書くと、RBS傘下のワールドペイが持つ米国決済処理のシステムがハッキングを受けたのは2008年クリスマスの少し前で、世界中のATMからクローンカードで膨大な現金が引き出されていることをFBIから知らされました。ワールドペイは世界中のインターネット、電話、ファックス、メールを使って支払いを行うことができるのですが、これらの多彩な手段を用いて12時間以内に現金を盗みとられたのです。
FBIの報告では、49の都市(アトランタ、ニューヨーク、モスクワ、香港など)で同時に引き出しがあったとのこと。事件自体は1年前の話ですが、意外に知られていないようなので取り上げてみました。週刊マガジンで連載が再開されたブラッディマンデイに登場するウィザード級のクラッカーがいるのかもしれません。
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